コミックのある生活

No Comic,No Life!! 元コミック担当がおすすめします。

ただただ心が締め付けられました【聲の形】

聲の形(1) (講談社コミックス)

聲の形(1) (講談社コミックス)

 

(1巻感想)

多くは語りません。

ただただ心が締め付けられました。

一人でも多くの人に読んでもらいたい。

 

 

(2巻感想)

1巻というか読切が秀逸すぎて、2巻以降読むハードルがあがり

長いこと積んでしまったけど、崩し始める。

グッとくるというよりは痛い。ただただ痛い。

そんな中に少し希望も見えてくるのがまたつらい。

 

 

(3巻感想)

当時のキャラクターが出て来るとこうなるよね。

佐原のプリクラのくだりはわかっていてもグッときた。

後、ポニーテールはやはりいい。

 

 

(4巻感想)

一貫して硝子と将也の物語が進んでいくのではと思ってたけど、

そんなことはなく加害者(植野さん)からの目線の気持ちや言葉があったり

色々と考えさせられた。

おばあちゃんや母親のくだりには涙が。

 

 

(5巻感想)

物語の本質が見える1冊だった。

前にも書いたと思うけど正直、読切でのインパクトが強すぎたせいか

連載としてのこの作品はどうしても何か足りない?欠けている?と感じていた。

だけど、今巻での小学校訪問前くらいから展開には度肝を抜かれた。

 

 

(6巻感想)

登場人物1人1人にスポットをあてた話の作りがこのタイミングで読めたのが

個人的に凄く良かった。

それぞれの苦悩も描かれてる。

また、西宮さんの回の台詞の文字が半分切れているのを見て

マンガとして読んだ時の「聴き取りづらい」という表現方法も巧いなと思った。

 

 

(7巻感想)

完結。

重いテーマな中、被害者側と加害者側の両側から心の揺れなどが

すごく丁寧に描かれていました。心に残る作品。

マンガ好きの方をはじめ、

マンガをあまり読まない方にも是非手に取ってもらいたいです。

 

読書メーターより転載)

 

聲の形(1) (講談社コミックス)

聲の形(1) (講談社コミックス)